ネットのPV数を確認できるようになって、何年も経つがなぜかデータ分析という仕事が浸透していないようだ。
自分は長くニュースサイトで記事を書いたり、「小説家になろう」などで活動していたため、自然と身についたが、資格までできているようだ。
今ではAIに任せればいいのでは、と思ってしまうがどうなのだろう。
日本のいろんなところで不正が見つかっている中、調査報告というニュースを見る。当然、映像系などでは視聴率や再生回数などで確認されるが、視聴者の声、コメントなどが尊ばれるが、コメントをわざわざする人よりもただ見ているだけの人たちの方が多い。
当然、意見などよりも何分見たのかどこで見なくなったのか、などの方が重要だ。おそらくYouTuberのほとんどがこの分析を行っている。動画だけでなくラジオなどの音声メディアでも同じだろう。
それがかなり浸透していると思っていたのだが、今日見たドラマ「セクシー田中さん」に対しての日本テレビの声明に驚いてしまった。「厳粛に受け止めている」と言っているものの、なぜ過去作の作り方、スケジュール管理などまで含めて調査しないのだろうか。
ここら辺に企業としての信用の度合いが見え隠れしているように思う。
外部の弁護士を入れるのはいいだろうし、製作関係者への聞き取りもいいだろう。
データの分析をしないのだろうか。視聴率や配信での再生数などを追いかけると、原作と映像化での乖離率が上がるならば、是正する難易度が上がる。資本主義であるならば、海外配信も含めて戦略を示さないと誰も納得はしないだろう。
逆に全く関係がないならば根本的に契約上も含めて、根拠のない原作改編となるため、制作チームごと解雇するしかなくなる。大人になって著作権を守ろうとか人権を守ろうなどという意識がないのは、その人物の矜持や哲学に関わることなので、そもそも大人数のクリエイティブな現場に向いていない。
今まではよかったかもしれないが、残念なことにここまで人権が叫ばれる世の中になると、時代として合わない。
だから、今回のニュース記事はどの会社の記事を見ても不思議だった。少なくとも相関関係くらいは示したほうが良いのではないだろうか。
もしかしたらアナリストがいないのかもしれない。出版社では営業のデータを編集者が隠すケースがある。意味は分からない。おそらく自分の能力を隠す意味があるのかもしれないが、結局は著作権料を支払う際にデータとして表に出るためバレる。
これもやはり不思議だった。自分の関わったケースだと、データ以前に調べることすらしていない人たちは多かった。
データも示さない人たちの言うことはあまり信用はならない。
と、いうことで『駆除人』の2024年2月のPVが久しぶりに100万を超えた。
ありがとうございます。
駆除人(原液)もよろしくお願いいたします。
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