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執筆者の写真黒子 花

スマホ依存症はドーパミンを出したいだけ




現代人のほとんどは片時もスマートフォンを手放さないような生活を送っているのではないだろうか。

フェイスブックが訴えられた時のことを知っている人なら、わかっているとは思うが、「いいね」によるドーパミン分泌を促し、脳の報酬系、達成感を得るために、依存症になるケースというのがある。


大人は皆知っているが、もしかしたら子供たちは知らないかもしれない。ただ、そんな危機意識もなく、普通にsnsを活用している人は多いだろう。


この前読んだ雑誌でスマホは過剰にストレスにさらされる現代社会からの現実逃避と書いてあって、そうでもしないと現実逃避ができないのかもしれないと思った。

日本人は真面目だから、電車に乗って最終駅まで行こうと思ってもしない。結局会社に行く。せめて今日の景色だけでもと、湘南の海や高尾山などを見るのかもしれない。


だいぶ現代人はおつかれだ。


ちょっとした本のレビューをしただけでも「いいね」が付く時代だ。本も読めないのではないか。アニメや映画など、報酬系の刺激までがタイムスケジュールが長いジャンルはしんどくなっているのかもしれない。そう思うと、2ページに一回、美味しそうなものが出てくるような漫画を出したり、実験結果がすぐにわかるクイズ形式の科学本などがウケるのではと考えてしまう。


とにかく、現代人はなぜか時間がない。就業時間のせいだろう。経営者はここら辺が理解できていない。業績が上がらないのは個人のせいと思っているが、家族のことをファーストに考えられるように仕事のタイムスケジュールを組んでしまえばいい。特に自然を相手に仕事しているわけでもないなら、成果を見るべきだし、成果物に見合わない努力をしているなら是正すべきだろう。


ドーパミンの過剰分泌は確かに依存症を引き起こすが、普通に現実に報酬を貰えていれば別にスマホなどなくてもドーパミンは出る。

では、どうすべきか。


目標設定だ。


自分は一日に二行書いたら自分を褒めていた。つまり、一行目の主張と、二行目の反論で終わる。漫才やコントなどの作り方と同じだ。

それがいつの間にか、500字になり、1000字になり、2000字になると3000字はあっという間だ。3000字まで来ると5000も7000も10000も大して変わらない。

話のオチは「落語で枝雀」という本があるので、参照してほしい。


ただ、この目標設定だが、自分で勝手に決めたことなので、自分で報酬を払うことにもなり、団子だの菓子パンを報酬にするとすぐ太るので気をつけてほしい。


日々の中で、小さな目標設定をすると1冊分くらいの本は書ける。

投資などでは複利で増えていくが、100株でも持っていたら優待券は出るだろう。それと同じだ。そんな簡単に依存症は治らないし、本はできない。日々の生活に小さな目標設定を決め、そのスパンを長くして、目標を高くしていくことによってたくさんドーパミンを出す生活にズラしていくのはどうだろうか。

そうすると、いつの間にかsnsの「いいね」などどうでもよくなってくる。


こんなことばっかり知りたければ、

アラクネさん家のヒモ男


を読んでみてほしい。楽に読めるはずだ。

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