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執筆者の写真黒子 花

ピラミッド型組織の限界を見ているような気分について

戦争中ならいざ知らず、なぜかピラミッド型の組織論を未だに信仰している方々が多いようだ。


ニュースを見ているとピラミッド型の組織が崩壊の一途をたどっているのがよくわかる。

こと商売やクリエイティブな現場で、ピラミッド型の組織によってイノベーションが抑制され、それによる弊害が数多く起きている。にも関わらず、実体ではなく印象で判断するという悪循環が起きているのではないか。


これは完全に時代の流れに逆らうことなのに、すでに崩壊している組織にしがみついたり、同調圧力による組織形成をしてきた世代によって、摩擦が生まれている証拠になる。

アメーバ的の組織は流動的で、膨らんだり加速したりすることは当たり前になってきている。これに対して、メディア特にオールドメディアがまるで対応できていないことが問題だ。


しかしながら、なぜかどうにか事象を噛み砕こうとして、流動性を感情的解釈と捉える人たちが出てきた。


残念ながら、クリエイティブな現場ではイノベーションの抑制、コミュニケーションの歪み、ヒエラルキーの遅延などは致命傷だ。

これに対応するにはピラミッド型の組織運営とアメーバ型の組織運営では成果に大きな差が出ている。


現状では、この意識差による摩擦をいかに取り除けるのかを考えるべきなのだが、運営側の意思決定すらままならぬ状況が日本では散見される。

成果を追い求めているにもかかわらず、邪魔をする人たち、存在意義のない人たちの存在を肯定してしまっている。存在しないニーズすらでっち上げられることもある。


しかし、これも周回遅れの組織論だ。



現状ではいろんな法律違反や銀行の東洋的思想のせいで、ひたすら残り続けてしまっているに過ぎない。


では、本来現実的に考えて、どういう組織が必要なのか。


知識の平均化やマッチングによる繋がりの希薄化によって、価値観の共有や存在目的の共感を持てる組織づくりだ。

つまり自主的な自治組織。起業した一員として、自分を出せる場であり、存在目的の共感によりやる気を出す環境が重要だ。


もちろん、状況や業界によって最適解は違うだろうが、あまりにもメディア組織が古すぎて、現状ではその思想を受け入れられる場所が少ないと思う。まず、これについての反省を促さないと、メディアとしての存在意義はない。


是非、ピラミッド型組織で問題があれば、すぐに第三者委員会を設置し、対応しないとずっと古い時代に取り残されたままだ。


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